島津製作所は3日、超高速液体クロマトグラフ「Nexera X4」を国内外で発売した。業界最高水準の分離性能と超高速分析を両立している同製品は、創薬で求められる迅速な候補化合物のスクリーニングや不純物の評価に対応している。
同製品は、これまでのNexeraシリーズで培われた技術を継承した、次世代の超高速液体クロマトグラフ(UHPLC)となる。業界最高レベルの低拡散設計により、シャープなピークとこれまでにない高い分離性能を実現している。また、最先端の流体制御技術により、超高圧下での高速分析でも高い送液安定性を発揮し、ラボの生産性を最大14倍引き上げている。
主な特長としては、従来のUHPLCから配管内径を変えることなく、ピーク拡散を抑制する独自技術「Nexflowテクノロジー」によって、高い分離性能を実現していることが挙げられる。成分同士の重なりを防ぎ、微量な不純物や類縁化合物を分離できるため、分析結果の信頼性が向上している。
また、独自の送液制御技術により、分析時間を一般的なHPLCと比べて最大92%短縮しました。高速条件下でも安定した分析品質を維持し、より多くの検体を処理してラボの生産性を大幅に向上させた。
さらに、「微量試料の精密注入」「移動相の高精度送液」「流路内での拡散抑制」に応える性能を備え、小内径カラムの使用時も安定した分析ができる。使用する溶媒や廃液の削減を通じ、コストと環境負荷を軽減させている。
同社は同製品を通じ、製薬分野など様々な分析現場の生産性を向上させると共に、世界各地の研究開発や品質保証業務の迅速化に貢献していく。



















