
「分析化学のための統計解析入門」DVDおよびテキスト
島津製作所のグループ会社の島津総合サービスは10日、機器分析の従事者を対象としたDVD教材「分析化学のための統計解析入門」を発売した。
同社では、島津製作所の装置やアプリケーションの開発に携わった技術者が講師となって、測定原理や装置の基礎、分析例などの分析技術の基礎的な知識を解説するセミナーを年2回開催している。同教材はセミナー内容を収録・編集したもので、分析化学の初心者から上級者までを対象とした研修や学習などに活用できる。
また近年、分析装置の高性能化や自動化に伴って分析業務が複雑・煩雑になっている。統計ソフトを使えば容易にデータが得られる一方で、その原理を理解せずに活用することで装置の誤操作やデータに対する誤った解釈も生まれてしまう。同教材は、計測に伴う誤差(ばらつき)を正しく扱うための統計学の基礎を、分析化学の事例を用いて分かりやすく解説している。
DVD教材「分析化学のための統計解析入門」の内容は次の通り。
▽記述統計と推測統計の概要(約62分):計測値のグループを代表する値、分布の型、統計計算の前処理、母集団と標本、期待値、平均と分散、不偏推定量、平均と分散の加法性、正規分布についての解説、Excel分析ツールを用いた基本統計量の計算。
▽検定と区間推定の基礎(約53分):正規分布を用いた母平均の区間推定、正規分布を用いた母平均の検定、t分布を用いた母平均の区間推定、t分布を用いた母平均の検定、χ2分布を用いた母分散の区間推定、χ2分布を用いた適合度検定、F分布を用いた母分散の比の検定、正規分布を用いた2標本による平均の検定、自由度についての練習問題を挟みながらの解説。
▽分散分析の基礎(約52分):一元配置分散分析を用いた検定、誤差の不偏分散と効果の不偏分散の期待値、分析法バリデーションへの応用についての解説、Excel分析ツールを用いた分析法バリデーションにおける精度の計算を題材とした一元配置分散分析の実習。
▽回帰分析の基礎(約58分):回帰直線、回帰の分散分析、相関係数、回帰直線の推定精度、回帰直線を利用した誤差の評価についての解説、Excel分析ツールを用いた分析法バリデーションにおける直線性評価を題材とした回帰分析の実習。
定価は3万3000円(税込み)



















