【新製品】カテーテル固定専用キット「フィックスキット・PV小児」を新発売 アルケア

2026年06月12日 (金)

 アルケアは19日、0歳以上の小児患者の末梢静脈カテーテル(PIVC)の固定に向けて、強固な固定力と皮膚への負担を軽減した設計、高い観察性によって手技の標準化と効率化に貢献するカテーテル固定専用キット「フィックスキット・PV小児」を発売する。

 小児医療の現場において、点滴治療のための末梢静脈カテーテル(PIVC)の固定・保持は重要な課題です。小児は体動が多く、血管も細いため穿刺には高度な技術が求められますが、固定が不十分で薬液の血管外漏出や針およびカテーテルの抜去が生じた場合、再穿刺が必要となり、小児に大きな苦痛を与えてしまいます。

 同製品は、「繰り返し針を刺す処置の痛みから、子どもたちを解放したい」という臨床現場の声と切実な想いに向き合い、小児医療におけるリスク低減と医療従事者の負担軽減の両立を目指して開発された。

 特長しては、小児に合わせた強固な「360度固定」で抜去リスクを低減し、ケアの現場にもゆとりをもたすことが挙げられる。ベーステープのクッション材上面の粘着剤によって、不意な動きによるカテーテルのズレを低減することができる。針元を固定することで抜去リスクを軽減できるため、動きの多い小児でも安定した固定状態を保ちやすくなっている。

 また、0歳以上の小児の手の甲に適した「コンパクト設計」により固定力を保ちながら、透明なフィルムドレッシング構造の窓部分から刺入部を観察できるため、テープを剥がすことなく皮膚トラブルの早期発見に役立つ。

 さらに、カテーテル接続部の角による局所的な圧迫は、小児の皮膚に大きな負担となることがある。ベーステープの上のクッション材がカテーテル接続部の直接接触を防ぎ、局所的な圧迫を低減することで小児の皮膚への負担を軽減している。

 加えて、滅菌済みの「キット化」による手技の標準化と、創出された時間で叶える寄り添うケアの実現している。小児のカテーテル固定に必要なベーステープやフィルムドレッシング、付属テープをワンパッケージ化し、全て滅菌済みの状態で提供している。テープをカットするなどの準備時間や手間を削減できるだけでなく、使用手順を分かりやすくガイドする設計により、経験・スキルに関わらずスムーズで衛生的な固定処置が可能となっている。手技の標準化と業務効率化によって創出された時間を、小児の患者とその家族に寄り添うケアに充てることが期待できる。



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