フロイント産業の創業者で相談役を務めていた伏島靖豊(ふせじま・やすとよ)氏が12日、逝去した。87歳。葬儀は近親者のみで執り行われた。
伏島氏は1964年に世界で初の自動フィルムコーティング装置「FM-2型」と胃溶・腸溶性フィルムコーティング液「FC-101」、「EC-101」を開発しフロイント産業を創立。1975年に代表取締役社長、2003年に代表取締役会長を経て、2016年に名誉会長に就任。2025年からは相談役を務め、創業より製薬・食品・化学の分野における機械装置や化成品の開発を基盤として、国内外への事業展開を推進し、グループの礎を築いた。