EMシステムズは、薬局向け処方箋読み取りシステム「MAPsオプション処方箋リーダー」の販売を開始した。処方箋から文字データを正確に読み取り、レセコンに自動的に取り込まれる。窓口業務の入力負担を大幅に削減でき、空いた時間を対人業務などに活用できる。
処方箋リーダーは、二次元シンボルの有無に関わらず、医療専用OCRによって高い精度で処方箋情報を読み取り、文字認識をしてレセコンに自動的に取り込む。リーダーはクラウド対応のため、事前の設定などは不要。1万件以上の処方箋読み取りテストの学習実績から、医療機関によって異なる処方箋レイアウトや記載項目も最先端AIが独自に判読する。
また、読み取りできない処方箋や旧漢字、丸囲み文字などの複雑な文字、読めない文字などはすぐにAIが学習する。同社他製品のほか、他社メーカーのレセコンにも二次元シンボルモードで利用できる。最先端AIと医療用OCRの技術を組み合わせた処方箋読み取りシステムを提供するNeoXと共同開発した。
月額利用料金は5000円、処方箋数単位当たり12円の従量課金制。