19日に第168回研究会 医療・医薬品情報研究会

2013年12月06日 (金)

 1000兆円を超える債務残高、世界一の超高齢社会にある日本は大きな岐路に立たされています。社会構造が大きく変わろうとしている今、社会保障制度の運営も厳しさを増してきました。

 医療環境も高齢化の進展とともに問題・課題が山積です。一方、医療技術や新薬の開発も素晴らしく死因第1位のがんも不治の病から治す病気へ、治療も入院から外来へと移行しています。医薬品もバイオ医薬品主流の流れの中で疾病構造も大きく変わろうとしています。

 舵取りの難しい環境となっていますが、来年は診療報酬・薬価改定の年です。同時に消費税8%増税もあります。現在、中医協で改定の基本方針が集中議論されています。今後の予定は次の通りです。

<12月20日頃>
内閣の予算編成過程において診療報酬の改定率を決定

<1月中頃>
厚生労働大臣が中医協に対し改定率・基本方針等に基づき改定案の調査・審議を行うよう諮問

<1月~2月>
中医協は厚生労働大臣の諮問を受けて公聴会等開催し国民の意見を募集、診療報酬点数の改定案を厚生労働大臣に答申

<3月>
厚生労働大臣が診療報酬改定に係る告示・通知の発出

 今回の研究会は内閣で改定率が決定されるタイミングと重なります。しかも講師は日本薬剤師会相談役の漆畑稔氏。霞が関・永田町に精通していて医療制度も幅広い視点で捉えられる方で納得の時間が経過する筈です。

 今回は調剤関連に時間を割いていただき分業バッシングで揺れる薬局・薬剤師の部分を掘り下げていただく予定です。制度のこれからも含めて興味深いお話がきけることは間違いありません。関係の方々にも声をかけていただきご参加下さい。お持ちしています。

日時

平成25年12月19日(木) 15:00~17:00

会場

日本経済大学大学院渋谷キャンパス
(東京都渋谷区桜丘町25-17)

演題

「2014年度診療報酬・薬価改定の影響度と今後の展開」

講師

漆畑 稔氏(日本薬剤師会相談役、日本ジェネリック学会理事)

参加方法

●当日参加希望の方は申し込みいただき、当日受付で3000円お支払いください。
●終了後、忘年会を予定していますのでご参加ください(事前申込み会費:5000円)
●出欠連絡は12月16日(月)までにご連絡ください(n_mizuno@ivory.plala.or.jp
●会員の代理参加ができますのでご利用ください。
●当日連絡先:水野(090-1813-7067)、松田(090-8444-4275)

主催

医療・医薬品情報研究会

次回のご案内

2014年1月16日(木)15:00~17:00
「病院・診療所経営の今後を考える。2014年度診療報酬改定の影響度(仮題)」
(株)日本経営代表取締役社長 藤澤 功明氏



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