5月21日に第296回医療・医薬品情報研究会

2026年04月24日 (金)

令和8年度診療報酬改定では地域支援・医薬品供給対応体制加算の要件として、地域薬剤師会等の在庫把握システムへの参加が求められた。地域における医薬品の安定供給に資することが期待されている。その一方で、近年の外来薬物療法の高度化にともなう高額な冷所医薬品を含む医薬品在庫や廃棄に係る負担は増加。一年間の薬局からの廃棄医薬品総額は100億円を超すとも言われている。

その“もったいない薬”の課題に対して、主に神奈川県川崎市でカバヤ薬局を運営する蒲谷亘氏は、2006年に「リバイバルドラッグ」のサイトをオープンし、薬局を会員とする不動在庫医薬品の再流通システムを構築した。分割販売の仕組みによるインターネットを介す全国規模のシステムだ。創業に際し合法性確認のため1年半に渡り川崎市と協議を重ねたという。現在の会員数は約9,500薬局で、週5,000品目以上の医薬品が廃棄されずに再流通している。

蒲谷氏はそもそも、薬局を開設した当初から不動在庫に悩み、地域での「交換会」を試みた。ただ、「同じ地域では余る薬が似通い、値引き基準がなくトラブルになりやすい。顔見知り同士では遺恨を残すこともある」という実態から、「公平・平等に誰もが納得できる方法」を目指し試行錯誤を重ねたと言う。まず、「早い者勝ちシステム」、次いで「オークション方式」、最後に辿り着いたのが「リバイバルゲルト方式」(ビジネス特許)だ。匿名性・全国規模・価格基準の明確化と、同社による検品を含む第三者介入によるトレーサビリティを担保する。

蒲谷氏は「不動在庫に悩む薬剤師を助け、薬の廃棄削減でSDGsに貢献している。このビジネス特許は、世界を変える新しいビジネスモデルの構築に繋がると信じている」と、その先を見つめている。講演では、リバイバルドラッグ誕生の背景、適切に医薬品を再流通させる仕組みと今後の展開、さらに医療機関が抱える不動在庫問題への対応の可能性にも触れていただく。ぜひ、ご期待ください。

日時

2026年5月21日(木)15:00~17:00

会場

錦三ビル 3階 大会議室(ハイブリッド方式;東京都千代田区神田錦町3-18-3)
https://maps.app.goo.gl/rNRUMpUGmENtAELV9

演題

不動在庫医薬品の再流通システム構築~もったいないから生まれた新ビジネス~

講師

蒲谷 亘 氏(株式会社リバイバルドラッグ代表取締役)

参加費

会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも5,000円)、学生無料
※リアル参加を希望される非会員の皆様には、当日会場受付時に参加費を申し受けます。

出欠のご連絡

2026年5月18日までに(ijouken2023@gmail.com)宛てにお願いします。
※申し込みは下記【参加フォーム】
https://forms.gle/q7KMANo1TGZ6QR7j7

※リアル参加は会員優先です。
※オンライン参加希望者には、事務局より2026年5月20日までに参加用ZoomURLを、また非会員の方には振込口座番号も合わせてお知らせします。5月中のご入金をお願い致します。

主催

医療・医薬品情報研究会
https://www.ijouken.jp/

事務局・連絡先

学校法人 医学アカデミー 薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル 03-5577-4907
ijouken2023@gmail.com
※随時会員募集中 t.tanaka@ytl.jp



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