◆国内の薬局に様々な機能を付加する取り組みが行政主導で進められているが、道半ばのように感じる。特に疾患の早期発見や予防、健康支援機能の実装については、拡充の余地が大きい
◆医薬分業の進展に伴って薬局経営のありようが変わり、確実な収益源である院外処方箋調剤が大きな柱になった。一方で、いわゆる“パパママ薬局”が育んできた地域との昔ながらのつながりは薄れつつあるように見える
◆来年5月から、医薬品医療機器等法の改正を受け「健康増進支援薬局」の認定制度が始まる。当然、要件を満たすことで自動的に地域とのつながりが強化されるわけではない。各地域の状況を踏まえた最適な戦略が必要だ
◆真に役立つ機能を実装するには既存の社会インフラの弱点を注視し、その穴をいかに薬局が補完する仕組みを構築できるかがカギになりそうだ。薬局目線で物事を進めるのではなく俯瞰の視点で社会全体を捉え、未整備な部分を薬局が埋めていく。こうした姿勢を徹底し、地域との新たなつながりを生み出してほしい。
地域に根差す薬局とは
2026年08月10日 (月)
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