検体測定事業の運用を支援する一般社団法人スマートへルスケア協会は12月12日13時から、東京芝公園の慶應義塾大学薬学部でシンポジウム「検体測定事業における期待と課題」を開催する。薬局やドラッグストアなどが地域住民の健康サポート薬局として機能するために必要なセルフメディケーションに関する知識、検体測定事業など、薬局でも実施できる医療機器とその活用法について、実際の取り組みが報告されるほか、測定機器展示も行われる。プログラムは以下の通り。
協会の紹介―岡崎光洋(スマートへルスケア協会代表理事)、「検体測定室に関するガイドラインについて」の厳守と運用状況についてと課題―寺本勝敏(厚生労働省医政局地域医療計画課医療関連サービス室企画指導係長、技術管理係長)、地域におけるヘルスケアビジネス創出について―藤岡雅美(経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課課長補佐)、薬局・薬剤師のための検体測定室の適正な運用の手引きについて―高橋寛(岩手医科大学薬学部地域医療薬学科教授)
検体測定事業における法的理解と遵守―赤羽根秀宜(スマートへルスケア協会理事、中外合同法律事務所弁護士・薬剤師)、検体測定室の実際の取り組み―高市和之(スマートへルスケア協会理事、二十四軒薬局代表取締役)、検体測定事業の実施者に対する全国調査研究の報告―山浦克典(慶應義塾大学薬学部教授・附属薬局長、医療薬学・社会連携センター社会薬学部門)、薬剤師によるヘルスコーチング―古川綾(マディア代表取締役)、パネルディスカッション
シンポジウム受講後には、全員に外部研修修了証が交付される。
問い合わせは、同協会事務局[TEL050-3509-7859 E-mail:office@shca.or.jp]まで。