中外製薬は、2024年までに国内3工場で、デジタル技術により生産業務を効率化する「デジタルプラント」化の実現を目指す。既に東京都内の浮間工場で、作業計画の立案自動化、生産業務リモート支援などを可能にし、1月から新たな生産オペレーションを本格化した。今後、栃木県の宇都宮工場、静岡県の藤枝工場への導入も進める。
上野誠二生産技術研究部長は6日の記者会見で、「生産性の向上だけではなく、信頼性の向上や現場の働き方を変革するということも目指した」と述べ、システムを導入するだけでなく、現場とマネジメント側が一体となって新しい働き方にしていく取り組みであることを強調した。
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