製品の品質を左右する細胞培養や分化など再生医療用の細胞製造の作業の自動化に取り組むアステラス製薬の岡村直樹社長CEOと、そのためのヒト型ロボットを開発した安川電機の小川昌寛社長が11日、都内で開催された「インターフェックスWeek2025」の特別講演に揃って登壇し、製造自動化の意義と今後の展望を話した。アステラスの岡村氏は、細胞製造プロセスの9割を自動化したと明かした。合わせて、製造作業のデジタル化を通じデータが創出されることで、同じロボットであれば国内外問わず「ワンクリックで技術移転ができる」と述べ、研究からGMP製造までの期間を大幅短縮できることを強調した。

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担当者によると、従来手法との同等性、同質性の法的な担保について日米欧当局と話し合っていく。
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