日本病院薬剤師会は2026年度診療報酬改定要望事項のたたき台をまとめ、22日に都内で開かれた臨時総会に示した。重点要望事項には「医療従事者の処遇改善」「転院、転所時の薬剤関連情報の連携に関する評価」「病棟薬剤業務実施加算の要件緩和」「救急外来における薬剤業務の評価」「保険薬局との入院時の連携に関する評価」「医薬品の安定確保対策への評価」の六つを盛り込んだ。
転院、転所時の薬剤関連情報の連携に関する評価では、急性期病院から回復期病院への転院や回復期病院から施設入所の際に、その病院・老健などの医療従事者に向け、ポリファーマシー対策の実施状況を含め入院中の薬剤関連情報を薬剤管理サマリーなどを用いて提供した場合に退院時薬剤情報管理指導料と同様の加算が算定できるよう要望する。
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