◆大正製薬が特定保健指導に従事している人を対象に行った調査結果によると、回答者(716人)のほとんど(97.9%)が、メタボリックシンドローム・肥満者に対する保健指導に課題を感じていると回答していた
◆メタボ・肥満者に対する指導での困りごととして、トップの「改善が見られない」と同程度の60.5%が「指導対象者本人が問題だと捉えていない」を挙げた。約6割の指導者が指導対象者本人に課題意識を持ってもらうことの難しさを実感していた
◆本人の当事者意識が希薄であれば、優れた指導が実施されたとしても、なかなか大きな成果には結びつかないのではないか。実際、指導者の9割以上は、食事指導や運動指導を実施していることも調査では判明している
◆メタボや肥満に起因して病気になったり体調を悪化させ、初めて当事者意識が芽生え、その結果、後悔する――。そのようなことにならないよう、メタボや肥満者として特定保健指導を受ける場合には、きちんと当事者意識を持って臨むべきだと思う。
メタボ・肥満者に対する指導に課題
2025年03月28日 (金)
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