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市販類似薬の保険適用除外と花粉症対策の現状

2025年03月31日 (月)

◆花粉症シーズンがピークを迎えた。ここ数日は花粉飛散量の予想も「極めて多い」が連日続く。2024年シーズンから適用されるようになった「極めて多い」とのランクが花粉症の厳しさを物語り、さらに現在、黄砂が飛来していることも症状悪化に拍車をかけている
◆花粉症は事前の予防対策が重要になるが、アントプロダクションが実施した花粉症に関する調査によると、症状がある回答者の約74%が薬・サプリメントを服用し、その購入は「市販薬(ドラッグストア等)」が約29%と最も多かった
◆市販類似薬の保険適用除外が話題になる中、花粉症を市販薬で対応する人が多いのは納得の結果である。忙しい現役世代には、すぐ薬を入手できる薬局やドラッグストアで効果の高い製品を選べることが重視されるかもしれない
◆生命に直結しない花粉症の治療薬から市販類似薬の保険適用除外を検討するのも一案ではないか。症状に応じた市販薬を選び、アドバイスすることは、薬剤師と登録販売者の本領を発揮する好機となろう。



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