【新製品】「アイザベイ」国内発売‐地図状萎縮に初の治療薬 アステラス製薬

2025年12月01日 (月)

 アステラス製薬は11月27日、萎縮型加齢黄斑変性における地図状萎縮の治療薬として「アイザベイ硝子体内注射液」(一般名:アバシンカプタドペゴルナトリウム)を新発売した。同適応の承認薬は日本で初めて。地図状萎縮は失明の恐れもある進行疾患で、同剤は進行を遅らせる。販売に当たり、眼科領域に強い千寿製薬と販売パートナーシップ契約を結び、プロモーションの支援を得ながら展開する。

 同剤は、炎症や網膜細胞死に関わる蛋白質である補体C5の活性化を阻害し、効果を発揮する。海外第III相試験では、投与から12カ月時点で推定した地図状萎縮の平均成長速度を対照群より14.25%抑制し、有意に延長した。

 用法・用量は硝子体内に2mg/0.1mLを初回から12カ月までは月1回投与し、以降は2カ月に1回投与する。薬価は2mg0.1mL1瓶が14万2522円。既に米国で販売されており、同社が2025年度には800億円の売上を見込む大型製品。

 日本で同社が販売するに当たって、提携する千寿は医療機関からの問い合わせに対する一次対応、講演会のサポート、エリアごとの講演会の企画立案、同社によるデジタルプロモーションなどを行う。

 同社は千寿との提携により「医薬情報提供活動を充実させ、新たな治療選択肢をより多くの患者さんに提供し、アンメットメディカルニーズの高い萎縮型加齢黄斑変性における地図状萎縮の治療に貢献していく」とコメントしている。



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