富士経済は、2025年の睡眠障害治療剤の国内市場は1000億円に乗る見込みとの市場調査結果をまとめた。ベンゾジアゼピン系睡眠薬からオレキシン受容体拮抗薬への処方シフトが進み、昨年12月に発売された「クービビック」(塩野義製薬)、11月に発売された「ボルズィ」(大正製薬)を挙げ「今後もこれらの実績増により市場拡大が続くと予想される」と指摘している。

同社の発表によると、25年市場は1002億円(前年比0.9%増)となる。薬剤の作用別市場構成は、23年に60.0%を占めたオレキシン受容体拮抗薬が25年には68.2%に、11.3%のベンゾジアゼピン系睡眠薬は9.2%になると見られる。
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