◆市販薬のオーバードーズ(OD)経験者対象の調査で、ODは「生きていく上で必要なもの」という価値観を有することが継続に強く関連することが判明した。調査実施者は、一律に市販薬を取り上げるのではなく、害の低減を目指す「ハームリダクション」の考えを取り入れた対応が必要との見解を示した
◆OD経験者が抱える悩みも調べた。健康問題や交際問題のほか、家庭の問題がOD継続の背景にある可能性が示され、調査実施者はODは単なる薬物問題ではなく、個人の内面にも目を向けた支援が必要と述べた
◆OD問題は今に始まったことではない。日本では1950~60年代にブロモバレリル尿素の大量服用が多発し、80年代には液体咳止め薬の乱用が流行。規制強化など都度対策が講じられてきたが、OD問題は定期的に再燃する
◆薬剤師は薬の専門知識を備えており、患者の症状や生活環境を把握し、個人に応じた薬物療法や健康支援を行う能力を有している。この能力を使ってOD経験者にも個別に寄り添ってほしい。
オーバードーズ対策は「やめさせる」から「支える」へ
2025年12月08日 (月)
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