日立ハイテクは8日、同社のグループ会社である日立ハイテクアナリシスの富士小山事業所内に整備した「日立ハイテクサイエンスの森」が、JHEP認証において、前回に続いて最高ランクのAAA(トリプルエー)を取得したと発表した。今回の更新では、継続的に活動を行い、着実に成果を残したことが評価された。

JHEP認定書
JHEP(Japan Habitat Evaluation and Certification Program)認証は、日本生態系協会が生物多様性の保全に貢献する取り組みを定量的に評価・認証する制度で、5年ごとに認証更新が必要となっている。
「日立ハイテクサイエンスの森」は、事業所内にある約4万4000平方メートルの森林。かつて人々の暮らしとともにあった里山を再生することを目標に、2015年度から針葉樹林の広葉樹林化、地域在来植物であるススキ草地の再生、外来種の駆除などを実施してきている。
今回の更新では、これらの活動を継続的に実施し在来の植物再生・保全に取り組み、近隣地域の生物多様性保全を推進する拠点の一つとして重要な役割を果たしている点が評価され、最高ランクを取得することとなった。
21年度からは、昆虫の棲み処であるインセクトホテルの制作・設置にも取り組み、23年度には「自然共生サイト」に認定され、24年度には「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)*3」として国際データベースに登録されるなど、様々な活動を推進し、社外からも評価を得ている。
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