
やさしいみまもりへのデバイス ID 導入効果イメージ
沖縄県浦添市の「おきでん CplusC」と東京の「サイバートラスト」は18日、CplusC が提供する高齢者見守りサービス「やさしいみまもり」の利用に際し、セキュリティ強化を目的に事業協力する覚書を締結したと発表した。セキュリティ強化には、サイバートラストの端末認証サービスを活用し、認証された端末のみがサービスにアクセスできる仕組みを構築し、情報漏洩や不正アクセスを防止していく。
CplusCが提供する「やさしいみまもり」は、Wi-Fiセンシング技術を活用し、高齢者の過渡同状況を可視化するサービス。
今回の事業協力では、「やさしいみまもり」に、民生委員などの地域関係者が複数の高齢者を見守るために使用するタブレットなど「共助端末」や、自治体などが使用するPCなど「公助端末」に対して、サイバートラストが提供する「サイバートラストデバイス ID」を導入する。これによって、認証された端末だけにアクセスを許可することができるようになるため、許可されていない端末からのログインを防ぐことができる。
また万が一、共助タブレットを紛失するなどの事故が発生した場合に、その端末のデバイスIDを無効にすることができるため、安心して利用することができる。高齢者や家族の個人情報および見守り情報について、情報漏洩や不正アクセスを防ぎ、よりセキュアなサービスが提供できる。
「やさしいみまもり」は現在、沖縄県内の7自治体で既にサービス提供が開始されており、今年度内には12自治体に拡大予定。さらに、2026年度内には17自治体で提供を開始する計画となっている。
同事業協力では、26年度中をメドにセキュアな「やさしいみまもり」を沖縄県内で検証し、サービス提供価格などを検討した上で、沖縄県内はもとより、全国の自治体やパートナー企業向けに提供を拡大していく計画にしている。地域の安心・安全の向上、孤独死放置防止、見守り体制の持続可能な運用を目指していく。
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