Q
5年生の12月に薬局見学会に参加したところ、早速内々定をいただきました。実は、他に病院見学や化学企業インターンシップにも参加していて、様々な視点から自分の将来を決めようとしているところです。まだ面接を受けたわけでもないのに、帰り際に人事の方から内々定を伝えられ、今後の対応に困っています。
A
毎年、採用側の活動スピードが早まっていて、5年次の秋以降に事実上の選考が開始されているのは事実です。インターンシップが早期選考を意味するのもあり、学生間でも情報共有して活動しているようですね。また、薬局は病院より採用活動が早いというのも実際見受けられるので、最近では病院の募集選考も従前より随分と早くなっています。就活の期間が短くなるのは、勉学に忙しい薬学生にとってはメリットが大きいという捉え方もできますね。
さて、一度の説明会参加で内々定(のようなもの)を伝えられたのですね。まずはおめでとうございます。採用側があなたを評価し、「採用したい」という意志表示をしてくれたことはとても嬉しいことです。
ただ、他にもまだ活動中とのこと。就活というのは、人生の大きな選択をするわけですから、たくさんの職場や職種を見て検討するのは当たり前です。せっかくの就活ですから、たった一つの会社や職種を見て決めてしまうのはもったいないと思います。
当然ながら採用側も、学生が一つの会社を見て決めるわけではないことは百も承知なんです。あなたの場合、薬局の人事の方に、「自分はまだ就活を継続するつもりで、他に検討している職場がある」としっかり伝えましょう。「そんなことをはっきり伝えていいのか」なんて心配は無用です。全国の学生が同じように活動をしています。志望が変わり、薬局就職が検討から外れた場合は、なるべく早く人事の方に連絡をし、失礼にならないように言葉遣いに気を付けて、応募の意志がないことを率直に伝えましょう。それで何も問題はありません。
さてここで、ちょっと客観的にこの状況を捉えてみましょう。たった一度の説明会参加で内々定をもらうほど、あなたが魅力的な人材だということは素晴らしいことです!自信を持ちましょう。一方、ほんの数時間の説明会参加で、役員面接もないまま内々定を出す薬局人事の方の採用手法は果たして……。学生も選ばれるだけではなく、採用側をしっかり観察し、自分の将来を描ける職場かどうか見極める力も必要です。





















