【新製品】遠位橈骨動脈用止血デバイス「TR Band Distal」を発売 テルモ

2026年04月03日 (金)
遠位橈骨動脈用止血デバイス「TR Band Distal」

 テルモは今月から、手の親指の付け根部分に位置する血管(遠位橈骨動脈)からのカテーテル治療(遠位橈骨動脈アプローチ、DRA)に対応した、新しい止血デバイス「TR Band Distal」の国内販売を開始する。

 同社は、カテーテル治療後の合併症リスクや患者の安静時間、止血に携わる医療従事者の負担まで考慮して最適な穿刺部位や止血方法を選択する「Entry Site Management」を提唱している。

 今回発売される製品は、DRA専用の止血デバイスとして、患者と医療従事者の双方の負担軽減に貢献することを目指して製品化されている。橈骨動脈用の止血デバイスであるTRバンドシリーズで培った技術を基盤に、視認性・装着快適性・圧迫調節を高めた設計となっている。

 主な特長としては、「患者の快適性・負担軽減を目指した設計」となっていることが挙げられる。止血中、手首の可動を妨げにくいYストラップ構造▽装着時に不快感を軽減する柔らかな素材をベルト部に採用▽深部の血管も圧迫できるように設計された楕円形バルーンで確実な止血を支援――が施されている。

 また、「簡便な止血管理の実現に向けて医療現場での使いやすさを追求」している。透明構造で視認性が高く止血状態の確認が容易▽1品種で左右どちらの手にも使用可能――となっている。

 同社は新製品を投入することで、止血デバイスの製品ポートフォリオを拡充し、穿刺から止血までのトータルソリューションを強化していく。これにより、医療現場におけるEntry Site Managementの実践を支援すると共に、より安全で患者に負担の少ないカテーテル治療の実現にも取り組んでいく。

 カテーテル治療では、デバイスの改良や低侵襲化により、穿刺部位(エントリーサイト)の選択肢が拡大している。中でもDRAは、患者の術中の肢位が楽であること、圧迫止血時間が短いこと、術直後から手を使えることから、患者の負担に配慮したアプローチサイトの一つとして関心が高まっている。さらに、橈骨動脈閉塞のリスクが比較的低いとされていることからも注目されている。



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