社会保障審議会医療保険部会は3日、OTC類似薬の一部保険外療養制度の施行に向けた追加の論点を議論した。厚生労働省は、アトピー性皮膚炎に対するステロイド外用薬のプロアクティブ療法の取り扱いや長期使用の適用例などを新たな論点として提示。患者団体からは保険給付維持や運用の分かりやすさを求める声が上がり、委員からも診療ガイドラインを踏まえた配慮、患者負担の影響検証などを求める意見が出た。
この日の部会では、日本アレルギー友の会、ささえあい医療人権センターCOMLからヒアリングを行った。日本アレルギー友の会は、アトピー性皮膚炎治療においてステロイド外用薬は「標準治療の根幹をなす薬剤」と主張した。保湿剤が別途負担の対象外とされた一方、ステロイド外用薬が対象に残っていることについて、両剤は寛解の導入と維持を担う一体の治療であるとして、保険給付の維持を求めた。
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