◆高齢者の介護を高齢者が担う「老老介護」に直面する日本だが、実は人だけの問題ではない。ペットの家族化や長寿命化を背景に高齢の犬や猫を高齢者が介護する「動物の老老介護」もクローズアップされるようになってきた。徘徊や不適切な排泄など犬の認知症の症状に悩む飼い主もいるという
◆そこで登場したのが老人ホームならぬ「老犬ホーム」「老猫ホーム」だ。24時間スタッフが常駐し、近隣の動物病院と連携する施設もある。古民家を改装した施設のほか、健康維持のための運動プログラムなどで特色のあるサービスを提供するところもある
◆気になるのは費用だ。千葉県の施設では1カ月6万円台、1年44万円台。都内の施設では介護度により料金が異なり、大型犬の場合6カ月の重度介護で90万円台に上る
◆最近は動物病院が薬剤師を採用したり、薬局が獣医療に参入する動きも出てきた。人の老老介護と同様、動物の老老介護も医療と介護の連携が欠かせなくなりそうだ。その輪に薬剤師が加わる日も遠くないのかもしれない。
動物にも老老介護
2026年10月21日 (水)
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