
第一三共ヘルスケアは、乾燥肌の人に向けたスキンケア化粧品「ロコベースリペア」ブランドの皮膚保護クリーム「ロコベースリペアクリーム」を、より保湿力と低刺激性を高める処方に改良し、今日25日から新発売する。同ブランドは、保湿だけでなく“皮膚のバリア機能”に着目した皮膚保護クリームとして、欧州で皮膚科医と共同開発された。日本でも2003年に「ロコベースリペアクリーム」として発売され、07年に乳液タイプ、09年にリップクリームが加わり、シリーズが充実している。今回、つらい乾燥肌で悩む多くの人に向け、さらなる処方改良によって保湿力と低刺激性を追求した。
乾燥などによって荒れた肌は、皮膚のバリア機能を司る細胞間脂質が整っておらず、水分が蒸発しやすいだけでなく、外部からの刺激を受けやすい状態になっている。そのため、肌が乾く・荒れる・さらに乾くという悪循環に陥ってしまいがちになる。
「ロコベースリペアクリーム」(化粧品)は、皮膚のバリア機能回復をサポートする3種の肌脂質成分(セラミド、コレステロール、遊離脂肪酸)をバランスよく配合。ナノ粒子化した硬パラフィンが肌表面の微細な隙間にまで密着し、水にも強く、保湿力が24時間持続するのが特徴。香料・着色料・防腐剤も無添加。
今回のリニューアルでは、高い保湿効果で注目されている植物性脂質「シアバター(シア脂)」を追加配合し、保湿力を高めた。このほか、基剤として使用する水には、純水(イオン交換樹脂処理によって得られる不純物の極めて少ない水)から、さらに不純物を除いた純度の高い「超純水」を採用するなど、より低刺激性にこだわった。税込み希望小売価格は、30g入り1890円。
なお、シリーズ品で乳液タイプの「ロコベースリペアミルク」については、パッケージをリニューアルする。