◆20%台前半で横ばいのまま推移するジェネリック薬(GE薬)の数量シェア。政府目標である2012年度中の30%達成に向け、その使用は今後さらに進むのか。「さらに進む」「伸び悩む」という相反する見解を最近耳にした
◆「進む」という見解の根拠はこうだ。診療報酬の加算新設を受け、一般名での処方箋発行が促進される。また、処方箋様式の変更によってGE薬への変更不可を指示しにくくなる。さらに「薬剤服用歴管理指導料」の算定要件が変わり、患者へのGE薬に関する情報提供が進むといったことが挙げられている
◆一方「伸び悩む」という見解の根拠は次の通り。薬局での「後発医薬品調剤体制加算」の算定要件が厳しくなり、22%以上5点、30%以上15点、35%以上19点に引き上げられる。現状でも30%に達する薬局は少ない。この算定獲得を諦める薬局が多数生じてしまう
◆GE薬の使用促進に関わる重要なプレーヤーは医師、患者、そして薬剤師だ。果たして今春以降、三者はどのような動きを見せるのだろうか。
GE薬促進のキープレーヤーは
2012年03月05日 (月)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿