
雑賀氏
千葉県千葉市にある「メディスンショップ蘇我薬局」は在宅医療支援専門薬局として、千葉市の施設(グループホーム、老人ホーム)を中心に事業を展開し、積極的に在宅医療に関与している。同薬局で管理薬剤師を務める雑賀匡史氏は、今後ますます在宅患者が増えていくという将来を見据え、在宅医療における薬剤師の必要性を強く訴えていく観点から、「薬剤師はどんどん在宅へ出て、積極的に関与していくべきだ」と強調する。
メディスンショップ蘇我薬局は、2008年10月に開設された。現在は、代表者である佐伯剛氏と雑賀氏の2人で運営している。在宅医療業務に関しては、千葉市のグループホームや老人ホームなどの介護療養施設や在宅患者の服薬管理が中心。雑賀氏によると、「現在は5施設で、患者数にすると約100人」だという。また、「実際に在宅業務を体験してもらうことで若い薬剤師にもっと在宅医療に興味を持ってほしい」という考えから、学生実習も受け入れている。
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