財政逼迫・超高齢社会の進行によって社会保障制度が大きな曲がり角にさしかかっています。今まで当然と考えられていた認識や価値観がパラダイムシフトに直面しているのです。多くの医療関係者は今回の診療報酬改定を今までにない大きな変化と捉えていますが社会は常に変化し続けているのです。社会の変化に対応できない医療機関や薬局が淘汰されていく構図なのです。
今回、講演をお願いした橋本氏はハーゲンダッツ・サブウエイサンドイッチ・JR西日本大阪駅ショッピングセンター・スキーリゾートガーラ湯沢などをプロデュース、大手調剤薬局はじめ全国の調剤薬局・病院・製薬メーカー等のブランド構築、支援などを独特の視点で実践してきた方です。
薬局を訪れる人は患者、薬局で販売するのは薬、患者の求めているのは“健康”。薬局は健康という価値(ベネフィット)を提供しているのだと橋本氏は言います。患者さんは処方箋によって薬を求めるものの、これで本当に健康になれるか不安を感じているのです。調剤された商品である薬から安全・安心・納得のメリットを得たいのです。ベネフィットは調剤されたくすりではなく調剤薬から得られるメリットなのです。患者さんのこの不安を払拭するのが親切で相談に乗ってくれる薬剤師なのです。患者さんは商品を買っているのではなく悩みの解決策(ベネフィット)を買っているのです。
橋本さんの講演を聞いた後は“目から鱗が落ちる”こと請け合いです。皆様の参加をお待ちしています!
日時
平成26年9月18日(木)15:00~17:00
会場
NKカンファレンス
(東京都千代田区神田司町2-13 神田第4アメレックスビル9F)
演題
「ベネフィットが未来薬局のテーマ」
講師
橋本 薫氏
(株)エムエフディ会長、(株)クラスAネットワーク会長、法政大学講師
参加費
会員(無料) 非会員(3,000円) 学生(無料)
申込み
参加希望の方はE-mailにて9月16日までにお申込みください。
(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)
*会員の代理参加ができますのでご利用ください。
*当日連絡先:水野(090-1813-7067)、松田(090-8444-4275)
*新規会員(年間11回開催)募集中です!
主催
医療・医薬品情報研究会
次回のご案内
10月16日(木)15:00~17:00
「リフィール調剤についての展望(仮題)」
少林 正彦氏((株)日本医薬総合研究所専務取締役)