
日本包装技術協会は、2年に1度開催する東京国際包装展「TOKYO PACK 2014」を10月7~10日の4日間、東京ビッグサイト東ホール全館で、「ここで見つかる、包装のチカラ」をテーマに開く。実行委員長の小澤善孝氏(レンゴー副社長)は、出展社数654社、2495小間と前回を大きく上回る開催規模となり、国内最大規模で国際的にも重要な展示会であることを報告すると共に、出展効果のある、来場意義のある展示会へとさらに進化を続ける「TOKTO PACK 2014」だと強調した。実行委員会では4日間の来場者数7万人(延べ入場者数18万5000人)を見込んでいる。
カテゴリー別出展社数で最も多いのは、メインとなる包装資材・容器(138社)と包装機械(93社)で、そのほか印刷・包材加工機械、食品・医薬品・クリーン関連機材、包装デザイン&サービス、流通・物流システム機器&サービス、研究機関・団体、共同出展に加えて、中国、韓国、台湾の各パビリオンも設定されている。
キャッチフレーズに「包装の最新情報が一堂に集まる国際包装展」を掲げることもあり、各種セミナーも企画している。出展者による最新包装技術セミナー、包装力向上セミナー、テクニカルセミナー、スペシャルゲストセミナー、世界の包装ジャーナリストによるトレンドセミナー、パッケージデザインセミナー、包装資材・包装機械選定の基礎セミナー、パッケージフォーラムなども催す。
また、今回新たに医薬品業界にフォーカスした「医薬品包装パビリオン」を日本製薬団体連合会、日本OTC医薬品協会の協賛を得て開催するほか、医薬品包装トピックスセミナーでは、大正製薬ホールディングスの上原明社長が講演する予定となっている。