
エスエス製薬は、ストレスや飲み過ぎによる胃痛・胸やけを改善する胃腸薬「ガストール細粒」「ガストール錠」(いずれも第2類医薬品)のパッケージをリニューアルし、3日に新発売した。
「ガストール」(細粒、錠)は、M1ブロッカー(ピレンゼピン塩酸塩)と2種類の制酸成分を配合。制酸成分が出過ぎた胃酸を素速く中和し、M1ブロッカーが過剰な胃酸分泌を抑制することで、つらい胃の症状に効果を発揮する。また、M1ブロッカーには胃の粘膜を保護する働きもある。
新たなパッケージは、従来の同品のイメージはそのままに、製品特徴や対象症状を明確に記載することで、購入者が適した製品を選択できる表現にリニューアルした。
成人(15歳以上)1回1包(錠)を1日3回、毎食後に服用する。税別希望小売価格は、「ガストール細粒」が10包950円。20包1800円、「ガストール錠」が30錠950円、60錠1800円。
同社では「飲食の機会が増えるこれからの需要期に向けて、店頭での訴求力を高めていく」としている。なお、同品は来年1月施行予定のセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)対象製品。