第41回日本薬剤師会学術大会は12、13の2日間、宮崎市で開かれ、全国から7000人を超える薬剤師が参加し、研鑽を積んだ。「地域医療に生きる」をメインテーマに掲げた今大会では、薬剤師業務をめぐるトピックスが報告・討論が展開されると共に、地域・職域を越えて親交を深め、同じ薬剤師として団結の輪が広がった。
開会式では、知名度抜群の東国原宮崎県知事が特別記念講演を行うこともあって、会場は正に立錐の余地もない状況であった。各分科会、一般口演、ポスター発表などでは、演者との間で熱い質疑が交わされた。また、初日の最後に催された懇親会も盛況であった。
薬剤師職能の確立・拡大に向けて、確かな一歩をしるした宮崎大会。もう一度、写真で振り返ってみたい。

大会前日のウェルカムパーティーには、松本純内閣官房副長官
(右)、藤井基之前参議院議員(左)の両氏も訪れ、児玉孝日薬
会長(中右)、喜島健一郎宮崎県薬会長(中左)らと談笑

次期開催県である滋賀県薬の川端和子会長に、喜島健一郎
宮崎県薬会長から薬剤師綱領の盾が引き継がれた

開会式と特別記念講演は立錐の余地もなく、立ち見ばかりか、
床に座って聞く人の姿も

ポスターもすっかり定着。今回も500題を超える発表がなされた

機器展示では、最新の調剤機器・システムが紹介された

活況を呈した新薬展示

懇親会では、宮崎県らしく焼酎の樽で鏡開き

足裏マッサージ器の展示紹介もあり、参加者の疲れを癒すのに
一役買っていた

分科会で熱心に聴講する参加者

来年の学術大会を担当する滋賀県薬がアピール

新販売制度の施行に向け、日薬がパネルを設置、「陳列・掲示
の方法に理解を深めて、対応してほしい」と担当者
関連リンク