厚生科学審議会感染症部会の新型インフルエンザ対策に関する小委員会は13日、抗インフルエンザ薬の備蓄薬として、塩野義製薬が製造販売する「バロキサビル」(製品名:ゾフルーザ)の追加を了承した。
市場で流通している抗インフル薬で唯一、作用機序が異なる薬剤特性から季節性インフルエンザで小児を中心に使用されている「オセルタミビル」(製品名:タミフル)のドライシロップに次ぐ優先順位で備蓄を開始すべきとした。今後、感染症部会に諮り、了承されればバロキサビルの備蓄や備蓄薬切り換え優先順位を示した「新型インフルエンザ等対策ガイドライン」の改正を行う。
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