日本家庭用殺虫剤工業会は11月28日、大阪市内のホテルで会員企業や官公庁など業界関係者ら約130人を招き、創立50周年記念式典を開催した。本来、昨年11月が50周年に当たる年だったが、コロナ禍等の影響もあり1年延期しての開催となった。
式典であいさつした上山直英会長は、同工業会設立の背景や家庭用殺虫剤業界の発展の歴史を振り返り、殺虫剤の有効成分やデバイス開発でも蚊取り線香をはじめ、蚊取りマット、液体蚊取り、エアゾールなど日本で最初に開発したことを強調。「明治以降、世界を手本にし、成長してきた産業はたくさんあるが、殺虫剤産業は日本で独自の発展を遂げて、そこから世界に出ていった数少ない産業」と紹介した。
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