ロート製薬は、自己多血小板血漿(PRP)療法による創傷治療システム「オートロジェルシステム」について、既存治療が奏効しない創傷に対する自己多血小板血漿ゲルを用いた創傷治癒の促進の使用目的で製造販売承認を取得したと発表した。
同社は、国内外で糖尿病性潰瘍などの慢性創傷に対するPRP療法の有用性が報告されていることから、医療機器としての開発を進めていた。オートロジェルシステムについては、既存治療が奏効しない創傷に対する新たな治療選択肢になると期待する。今後、保険適用に向けた申請を行う予定で、適用後の発売を目指す。時期は未定としている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。