スマートヘルスケア協会は18日15時から、薬局やドラッグストア等の従事者を対象とした「SHCAシンポジウム2023」をオンラインで開催する。同協会が展開する未病・予防プログラムのほか、薬局から受診勧奨先となるクリニック、病院など専門医からの薬局への期待について講演が行われる。同協会は、薬局やドラッグストアの店頭を活用し、地域住民に健康サポートサービスを提供できる「健康応援スポット」認証制度を2019年から推進しており、今回は「けんスポ」が掲げる「地域住民への未病・予防への取り組み」が紹介される。プログラムは次の通り。
〈基調講演〉
薬剤師・薬局に期待される地域の未病・予防対策と関連制度―津田峻平(厚生労働省医薬・生活衛生局総務課薬局・販売制度企画室 企画調整専門官)
〈講演〉
女性のヘルスケア向上のために薬局ができること―
稲葉可奈子(関東中央病院産婦人科医長/SHCAシニアアドバイザー)
◇薬局店頭でできる取り組み紹介
・「けんスポ」とは―竹中孝行(バンブー/SHCA理事)
・「けんスポ」のサービス内容紹介
事例[1]「薬局店頭・在宅における心電図測定」―下川滉介(佐伯市薬剤師会/しもかわ調剤薬局)
事例[2]「アイフレイルの啓発と早期発見」―平塚義宗(日本眼科啓発会議/順天堂大学眼科学教室先任准教授)
事例[3]「岩手県薬におけるポリファーマシー対策の課題」―高橋寛(岩手医科大学薬学部臨床薬学講座地域医療薬学分野教授/SHCA理事)
参加費は無料。申し込みについては、URL[https://tayori.com/f/event230318/]に必要事項を入力すること。
問い合わせは、同協会[E-mail:event@shca.or.jp]まで。