薬局における医薬品安全性情報の利活用について、医薬品医療機器等法改正で添付文書の電子化が進められる中、紙の添付文書を確認している薬局が約7割を占めていたことが、医薬品医療機器総合機構(PMDA)による調査で分かった。リスクコミュニケーションツールである医薬品リスク管理計画(RMP)を業務に活用したことがある施設は4割程度にとどまった。
調査結果は23日に公表された。その結果、最新の添付文書方法の入手経路として最も多かったのは、「製品に紙の添付文書が同梱されていればその添付文書を確認」で71.4%となり、最新の情報が掲載されている「PMDAのホームページ」は48.1%と半数に満たなかった。紙媒体のみを利用している施設の割合は少なく、ほとんどが他の手段と組み合わせて利用していた。
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