味の素医薬カンパニーは、6月23日付でグループ会社「味の素ファルマ」の新社長に味の素医薬カンパニープレジデントの豊田友康氏が就任するトップ人事を内定した。現社長の大屋潔氏は退任し、6月26日付で味の素の常務執行役員に就任する予定。
同社は、社長交代の理由について「豊田氏が味の素医薬カンパニープレジデントと味の素ファルマの社長を兼任することで、味の素本体の事業戦略機能と、味の素ファルマのマーケティング機能を一体化した経営を行うため」と説明している。
豊田氏は、1950年1月生まれの59歳。72年4月に味の素に入社。2005年6月に取締役常務執行役員に就任。07年6月からは、医薬カンパニープレジデントを務めていた。