東京薬科大学は、臨床実践力と研究力を備えた薬剤師の養成に注力するため、2024年度から医療薬学科、医療薬物薬学科、医療衛生薬学科の3学科を「薬学科」の1学科に統合し、学生が多様な選択科目や自由科目を選べる「コース制」を導入する。希望者には柔軟なプログラムを用意し、上乗せの学習を可能にすることで、学生の多様なニーズに応えたい考え。そのため、男女別入試も廃止する。薬学部と生命科学部の連携を強化し、創薬に関する教育研究体制も再構築する。
創薬強化へ人材養成も
東薬大は、24年度入学生から適用される改訂薬学教育モデル・コア・カリキュラムに対応するため、教育体制を大きく見直す。最大の目玉となるのは、多様な個性や能力を伸ばす教育システムを構築するため、新たに導入するコース制だ。
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