ウエルシアホールディングスの松本忠久社長は、2023年2月期決算説明会で、今期は調剤併設やDX推進に取り組んでいくと共に、「コロナ関連商品の反動減、薬価改定、光熱費高止まりなど一層厳しい環境となるが、コロナ禍で確認された当社の専門性にさらに磨きをかけるため、人材の投資も実施する」と表明。化粧品など回復が見込まれる部門のカウンセリングも強化していく考えを示した。
松本氏は、23年2月期決算について、「水道、光熱費の上昇、物価高騰、コロナの巣ごもり需要の反動減で始まったが、お客様への接客を第一に対応し、既存店売上高、伸長率は計画を上回ることができた」と総括。コクミンなどの連結子会社が加わったことで、売上高、売上総利益は計画を達成し、営業利益、当期純利益は未達となったものの、前期比では増収増益で着地したと報告した。
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