MRの約21%が「薬剤師からMRには価値がないと思われている」と思い込んでいることが、MR認定センターが24日に公表した「MR実態調査2022」で明らかになった。医師からも同様に価値がないと思われていると思い込むMRも25%に上った。しかし、調査では、医師、薬剤師の9割以上が「MRと面会する価値がある」(「やや価値がある」の回答含む)と回答しており、MRの自身に対する評価の低さが露わになった格好だ。
頼りにする情報、認識にズレ
調査は、同センターが昨年実施し、MR1292人、医師2084人(HP1326人、GP758人)、薬剤師624人(病薬88人、保険薬局536人)の回答に基づきまとめられたもの。
MRの自己評価の低さの背景について、同センターの小日向強企画部長は、「不要論が言われたり、厚生労働省の販売情報提供ガイドラインの実施で、所属企業から限られた医薬品情報の提供を指導されたことなどがあるのではないか」と推測している。
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