厚生労働省の健康・医療・介護情報利活用検討会は1日の持ち回り審議で、「電子処方箋等検討ワーキンググループ」を設置することを了承した。今秋頃に予定されているリフィル処方箋や口頭同意による重複投薬等チェックの機能改善など電子処方箋の機能拡充に向けたシステム開発や運用ルールに関する検討を行う。今月にも初会合を開催する見通しだ。
これまで電子処方箋システムの設計・開発は、医療関係者や保険者、ベンダ代表等で構成されるオンライン資格確認の基盤を活用した電子処方箋推進会議において非公開で検討を行い、その結果については、健康・医療・介護情報利活用検討会等に報告してきた。また、1月の電子処方箋システム運用開始以降、電子処方箋推進協議会を新たに立ち上げ、普及拡大に向けた課題対応や周知広報について医療関係者等との議論を開始している。
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