エーザイは11日、米国事業のプレジデントでアルツハイマー病部門責任者を務めるアイヴァン・チャン常務執行役が今月31日付で退任する予定だと発表した。同氏は退職する。
その理由を同社は、「早期アルツハイマー病(AD)薬レカネマブの米国フル承認、保険償還という難しいミッションを達成し、次なるキャリアへの挑戦のため」と説明している。
後任人事として8月1日付で、アメリカス・リージョン・プレジデント、エーザイ・インクチェアマン&CEOには安野達之常務執行役チーフフィナンシャルオフィサー兼チーフIRオフィサーが異動する予定。
グローバルADオフィサーには内藤景介常務執行役が、チーフストラテジー&プランニングオフィサー兼チーフエコシステムオフィサーと兼務する形で就任する予定。
両氏は10日付で新職の「代行」として就き、チャン氏の退任後に「代行」が取れる形。