医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=レギュラトリーサイエンスエキスパート研修会専門コース「リアルワールドデータ(RWD)の利活用と課題(第6回):医療情報データを活用した医薬品開発、市販後調査、データビルディング―次世代医療基盤法改正のインパクト―」を10月17日にウェブ開催する。
医療情報データを活用するため、次世代医療基盤法が2018年に施行され、今年5月には改正法が成立した。この改正では、これまでの「匿名加工医療情報」の課題を解消するために「仮名加工医療情報」が創設された。仮名加工医療情報は、事業者の認定や国が指定した利活用者に限定され、製薬企業でも取り扱いが困難であった希少疾病や複数データ間でのデータ連結利用が可能となる。
研修会では、改正法施行後に製薬企業での活用方法が広がることが予想されるため、企業として準備すべき点などが紹介される予定。