健康保険組合連合会は、2022年度高額医療交付金交付事業における高額レセプトの結果を公表した。月額医療費上位100位のうち、脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬「ゾルゲンスマ」など高額医薬品4剤で88件を占め、近年に収載された医薬品の影響が明らかになった。
2022年1月から1年間分のレセプトのうち、1カ月の医療費が1000万円以上の件数は、前年度比275件(18%)増の1792件で過去最多を記録した。その背景として、健保連は「近年に保険収載された高額医薬品の影響が大きい」とした。
月額医療費上位100件で見ると、SMA治療薬「ゾルゲンスマ」9件、白血病治療薬「キムリア」63件、「ブレヤンジ」15件、「イエスカルタ」1件で、これら医薬品の使用に関するものが100位中88件を占めた。
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