アラクスは、妊娠をバックアップする検査薬「チェックワン」シリーズから、検査結果が目で追えて分かりやすい新開発のスティックを採用した妊娠検査薬「チェックワンS」(第2類医薬品)を、9月25日から新発売した。
尿吸収体に尿をかけて検査をする妊娠検査薬だが、従来の「チェックワン」は判定結果が判明する1分後までは正しく検査ができているかが分からず、妊娠に向き合う利用者側は、不安やドキドキ感を抱くことになる。
そこで、尿をかけてから検査過程を目で追うことができるクリアボディを取り入れたスマートスティックが開発された。
新開発のスティックは、尿量の過不足による検査の失敗がなくなるよう必要な尿量を従来の12%となる0.12mLとし、尿かけ時間を2秒に設定。
さらに、尿量不足を心配して尿をかけすぎても、流れ落ちる尿吸収体とした。判定窓はボディとの隙間がない一体型で、不意な尿の浸入を防止すると共に鏡面加工も施し、判定・終了ラインが白色背景上に明るい赤色で表示されるなど、分かりやすい判定結果を実現した。
検査時にキャップを後ろ装着した際も持ちやすい長さ(133mm)で、鉛筆をモチーフにした六角形の形状は手になじんで扱いやすい。正確性99%以上、1分判定、初めてでも簡単、日本製であることが特徴。
「チェックワンS」は、税込み希望小売価格は1回用が1100円、2回用が1650円。
また、医療用体外診断用医薬品(妊娠診断補助試薬)の「チェックワンFAST」も、リニューアル発売された。生理予定日当日から検査可能で、朝昼晩いつの尿でも検査できる。1分判定で、正確性99%以上などが特徴。
税別希望小売価格は1回用が1000円、2回用が1500円。