1.日時
2024年5月10日(金)10:30~16:20(WEB配信併用)
2.場所
千里ライフサイエンスセンタービル5階 山村雄一記念ライフホール
(大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行、大阪モノレール 千里中央駅下車)
3.コーディネーター・座長
辻井 潤一 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 フェロー
坂無 英徳 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 総括研究主幹
4.開催趣旨
1950年代から始まった人工知能(AI)の技術開発は、過去10年間に急速に発展し、様々な産業分野、社会生活の隅々にまで浸透しつつある。医療や生命科学も例外ではない。先行する放射線検査だけでなく内視鏡検査でもAIを搭載した製品が実用化され、病理診断から病院業務までAI技術の活用が進んでいる。また、タンパク質の立体構造を正確に予測するAlphaFoldが創薬研究に大きな影響を与えるなど、生命科学の研究方法論も大きな変革期を迎えている。ChatGPTの中核である大規模言語モデル、多様な応用を支える基盤モデルの出現は、医療・生命科学の在り方そのものをさらに大きく変革しようとしている。
このセミナーでは、医療や生命科学分野の基礎から実践までの様々な場面におけるAI技術活用の最先端事例をご紹介する。また、そこで得られた知見に基づいた研究開発の新たな可能性や方向性について議論する。
5.プログラム
10:30~10:35 挨拶
千里ライフサイエンス振興財団理事長 審良 静男
10:35~10:50 はじめに
辻井 潤一 産業技術総合研究所情報・人間工学領域 フェロー
10:50-11:30 「AIは創薬を変革できるのか」
奥野 恭史 京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 ビッグデータ医科学分野 教授
11:30-12:10 「人工知能によるタンパク質と核酸の分子設計」
齋藤 裕 産業技術総合研究所 人工知能研究センター オーミクス情報研究チーム 主任研究員
13:20~14:00 「ロボティック・バイオロジーによる生命科学の加速」
高橋 恒一 理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオコンピューティング研究チーム チームリーダー
14:00~14:40 「阪大病院が取り組むAIホスピタル-課題と展望-」
川崎 良 大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 教授
14:50~15:30 「医療機器の発展と医療画像診断支援」
野里 博和 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 機械学習機構研究チーム 研究チーム長
15:30~16:10 「病理診断におけるAI」
福岡 順也 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 情報病理学 教授
16:10~16:20 おわりに
辻井 潤一 産業技術総合研究所情報・人間工学領域 フェロー
16:20~17:30 交流会
6.参加費
無料
7.定員
会場160名、WEB配信500名(要事前申込・定員になり次第締め切り)
8.申込方法
申込方法:当財団のホームページの「申込フォーム」からお申込みください。
https://www.senri-life.or.jp/event/832/
定員になり次第締め切ります。