ノボノルディスクファーマは、同社の使用済みプレフィルドシリンジ型ペン型注入器を薬局で回収し、注入器に使用されているプラスチックを他用途にリサイクルする取り組みを始めた。同注入器をリサイクル目的で回収する取り組みは日本で初めて。東邦ホールディングス(HD)が協力する。まず12日から来年3月までの1年間、東京と神奈川にある東邦HDグループの「共創未来薬局」15施設で試験運用を行い、その後に全国に展開する予定にしている。
対象になるのは2型糖尿病治療目的で在宅自己注射に用いられるプレフィルドシリンジ型ペン型注入器。同注射器の全体の8割近くがプラスチックでできており、現在、使用済み注入器は日本では自治体や医療機関で回収され、焼却、埋め立て処分されている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。