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【日本薬学会第144年会】シンポジウムの概要 薬用植物の利活用を考える

2024年03月26日 (火)

オーガナイザー
 伊藤美千穂(国立衛研)
 森田博史(星薬大)

 薬用植物は、生薬・漢方薬のモトになるものであるが、その関連分野は必ずしも医薬品ばかりではない。植物という普遍的素材に「薬用」という特別感のある言葉をくっつけて使えるのは、薬学の特権のようなところがあって、理学や農学とベクトルが異なるところである。また、薬用という概念は、ヒトの生活の中でしか成り立たない。こんなところからも、薬学のアイデンティティーを考える際に、薬用植物はカギの一つとなると思うのだが、コアカリが改訂されるたびに、薬用植物をテーマとする内容は痩せていっているようである。

 本シンポジウムでは、薬用植物をキーワードに、現在進行形の多様な活動や事象を紹介し、それらの周りに広がる薬学らしさを取り上げて、意見交換の場としたい。日本社会の中での薬学の立ち位置、また、グローバルな視点での薬用植物にも言及できればと考えている。

 (伊藤美千穂



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