生活習慣の改善促す
キュアアップは9日、同社の高血圧治療用アプリ「CureAppHT高血圧治療補助アプリ」の使用開始後6カ月で、約3割の患者において処方薬剤数や用量の減少、処方薬剤が必要なくなったとの臨床研究結果を発表した。高血圧をはじめ生活習慣病では生活習慣の改善が最重要とされるが、外来で指導の効果を上げることが課題となっている。今回の臨床研究は、治療用アプリが生活習慣の改善を促すと共に、薬物治療を支援できる可能性が示唆された。
同アプリは、個々の患者に合った生活習慣の改善を助言するほか、日々の血圧などの状態を医師と共有し、診察に生かす仕組み。医療機器として承認され、保険適用されているが、同アプリの使用患者の背景や服薬の有無、処方薬剤数などを含めた使用実態は分かっていなかった。
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