湧永製薬は、痔疾用薬「レックS」シリーズから「レックS注入軟膏」(指定第2類医薬品)を新発売した。
レックS注入軟膏は、かゆみを抑えるL-メントールを追加すると共に、肛門の内側の痔には注入し、肛門の外側・肛門付近の痔には塗布するという二つの使用方法を選べる。
1回使い切りのため、患部や薬剤に直接手を触れず衛生的に使用できるほか、個別包装されていることから、坐剤のように温度管理に気を遣うことなく携帯に便利なことなどが特徴となっている。
今回、坐剤・軟膏と痔の症状に対応できるよう製品を展開してきた「レックS」シリーズに、同品が新たに加わることで同カテゴリーの拡充を図る。
同社の「レックS」シリーズは、炎症を抑えるヒドロコルチゾン酢酸エステル、痔の痛み・かゆみを鎮めるリドカイン、皮膚の収斂、保護、止血作用がある酸化亜鉛、血行促進作用があるトコフェロール酢酸エステル、傷の治りを早めるアルクロキサなどを配合。痔の症状である痛み、出血、腫れ、かゆみの緩和を特徴としている。
内容量は、2g×10個入りで税込み価格は1980円。