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【明薬大・植沢氏が検討】コパイロット、国試正答率高く‐4種類のチャットAI比較

2024年04月24日 (水)
植沢氏

 4種類のチャットAIに今年実施された第109回薬剤師国家試験で出題された問題の一部を解かせてみたところ、米マイクロソフトの「コパイロット」の正答率が84%と最も高かったことが、明治薬科大学医療分子解析学研究室の植沢芳広教授が行った検討で分かった。米オープンAIの「チャットGPT4」が1問差で81%の正答率と続いた。限られた条件と問題数だったものの、有料版のチャットGPT4よりも無料版のコパイロットが上回る結果となった。植沢氏は「使い方によっては学生の国試の勉強に役立つ」としながらも「まだ不安定なサービスであり、吐き出された回答の真偽を注意深く吟味しながら使うことが必要」と話している。

 植沢氏は今回、第109回国試問題のうち、薬理学(必須問題)、薬剤学(必須問題)、薬剤学(理論問題)の中から図を使用していない問題32問を選択。急速な勢いで進化を続ける生成AIのうち、現時点で最も優秀とされているチャットGPT4、米グーグルの「ジェミニウルトラ」、米アンスロピックの「クロード3」、コパイロットの4種類のAIがどれぐらい解けるか検討を行った。コパイロットについては、回答精度を上げるとされている深津式プロンプトを採用した。


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